コロボックルの碑の口コミ

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    児童小説「コロボックル物語」で親近感がわくかも・・・

     新聞のカラムで、「コロボックル」シリーズ(「だれも知らない小さな国」) 佐藤さとるさん作品が、静かなブームだそうだ。
     「コロボックル」とは、アイヌ民話に登場する「小人族」のこと。
     主人公の小学3年生の少年が、家の近所の「小山」で小人の姿を見かけたことから物語が進む小説。
     どうして富士見市に「コロボックルの碑」が? 小人を見ることは出来ないが、近所の話として読んでみてはいかがでしょうか。
     ※画像はシリーズの講談社文庫の表紙ふたつ

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    富士見市の有形文化財の説明板の内容を写す。

    有形文化財
    コロボックルの碑
    昭和50年11月1日指定

     コロボックルの碑(貝塚稲荷旧跡碑)は大正元年に建立されたものですが、碑文に記された建立の事情こそ富士見市の文化財保護の原点を示すものです。
     建立の5年前、東京帝国大学の学士十数名がこの地を訪れました。彼等は貝塚山から採集された土器や石器を見て 「いにしえのコロボックルが残したものである」と説明しました。「コロボックル」とはアイヌの伝説に出てくる先住民であり、当時は、縄文土器や石器はコロボックルが残したものという説がとなえられていました。その3年後に稲荷神社の跡地を開墾したところ、古墳時代の人骨と鉄刀が発見されました。発見者は人骨を神社に改葬し鉄刀を帝室博物館に寄贈しました。以上の顛末を記念して建てたのがこの石碑です。

    富士見市教育委員会

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