慈光院跡の大型板碑の口コミ

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    富士見市の指定有形文化財・考古資料の説明版の内容を写す

    市指定 有形文化財
    板碑(いたび)
              昭和58年6月20日指定
     板碑は、鎌倉時代の中頃(13世紀の前半)に武蔵を中心に発生し、戦国時代まで造立された供養塔婆(くようとうば)です。秩父の長瀞や小川町でとれる緑泥片岩(りょくでいへんがん)を用いていることから青石塔婆(あおいしとうば)とも呼ばれます。
     この慈光院跡(じこういんあと)の板碑は、阿弥陀仏を表わす梵字((ぼんじ)種子(しゅじ))の下に建長4年6月1日と刻まれており、鎌倉時代中頃(1252年)に造立されたことを物語っています。
     富士見市内には、400基以上の板碑が確認されていますが、この板碑は護国寺境内の板碑とともに、板碑発生期の特徴をもつ市内最古のものです。
              富士見市教育委員会

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