大應寺に「コンクリート釣鐘」がある。
2017/08/13 17:35:11
8・15は終戦日。昨今の新聞・ニュースに触れる度に、戦争の記憶が薄れつつあるようだ。戦後72年とは、そのような月日なのか?
「コンクリート釣鐘」を見て、価値観を共有して頂ければと思い、散策の口コミをした。
写真は大應寺の朱色の鐘楼とコンクリート釣鐘。
※昭和13年頃から終戦まで、武器生産に必要な金属資源の不足を補うため、政府は不要不急の金属類の回収を呼びかけた。当然宗教施設も例外でなく寺院の梵鐘も数多く供出された。
鐘楼は梵鐘の重量でバランスを保つ構造になっている事から崩壊の危険があり、多くの寺院では石・コンクリート等で作った代替梵鐘を吊り下げた。