ふじみの坂・・・尻ったれ坂
2017/10/29 17:17:45
先週の台風21号・今週の台風22号で、ほとんど毎日雨。10/26(木)晴れたので、運動不足解消を兼ねて「尻ったれ坂」を歩いた。昔は住所のかわりの目印として個性的な坂名がつけられていて、富士見の歴史を感じながら歩くことが出来る。
【尻ったれ坂・宮坂】
氷川神社付近の坂は「宮坂」と呼ばれることが多い。
この坂は南畑方面から鶴瀬駅へ、そして三芳、所沢方面に通じる唯一の道幅の広い県道(現三芳~富士見線)であった。かつては所沢と大宮間の乗合バスが、1日3本通った貴重な交通路であった。
近くには水車屋の「御庵」の横田家があり、南畑の人たちが精米にするために通った道でもあった。
この坂を「尻ったれ坂」と呼ぶのは、南畑方面から荷物や俵を積んだ牛車・手車で登るのは容易ではなく、尻がたれさがるようで、後押しが必要であったからだという。
※坂名の説明は、ふるさと探訪部会の「ふじみの坂」冊子を参照した。