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富士見市役所
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この彫刻を見たことありますよネ

 市役所の玄関に向って右側に設置されています。広報 昭和57年(1982) 9/10号(No257)に記事がありました。35年前です。
 高さ2m30cm、重さ3トンの石の彫刻「環」(わ)
寄贈者は当時鶴瀬東にお住まいで、高校教師であった伊藤正人さん。
この彫刻は、3ヶ月かけて制作、昨年(昭和56年)9月の「一陽会展」に入賞した作品。
 「富士見市に住んで20年になりますが、その間、いろんな市民の方のお世話になりました。なんとか、そのお礼と市制10周年記念の祝福をかねて市に贈らせていただきました」
と書かれていました。

「わ」は細長いものを曲げて丸くしたものの総称ですが、
「たまき」と読むと古代の腕飾りの意味になったり
「かん」と読むと輪の形で、縄文時代の環状集落などの言葉などがあります。
富士見市の縄文時代の生活が意識の中にあったのではないかと、勝手に想像してしまいました(本人に確認していません)。

 ※寄贈者のプロフィールをインターネット検索すると、今も活躍されており、いろいろな賞も受賞されている著名な方。彫刻も、この富士見市を最初(?)に、いろいろな所に設置されている。今年の夏の甲子園で優勝した「花咲徳栄高校」にも設置されているようだ。

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