ふじみの坂・・・山王坂
2018/07/01 17:33:05
散策していると多くの坂道に出会う。その坂道は昔、住所のかわりの目印として個性的な坂名がついているようだ。その名を知って歩くと、なんとなく富士見の歴史を感じることが出来る。
今年も半年が経ち「夏越の祓」となりました。正網氷川神社は7/31ですが、市域の神社は7/28か7/31の行事予定となっているようです。散歩がてら「お祓い」もどうぞ。
【山王坂】
正網氷川神社から柳瀬川に架かる富士見橋に向う坂で、浦所バイパスと交差する。昔、山王神社があったことから頭文字をとって命名され、この神社は明治時代に正網氷川神社に合祀されました。
氷川神社付近の坂は「宮坂」と呼ばれることが多いですが、ここは「山王神社」の名前を使って「山王坂」と呼ばれています。
また、この道は古くは「江戸道」と呼ばれ、近くの鎌倉道と交差する角には「山王坂地蔵」が建っています。
※山王信仰(さんのうしんこう)とは、比叡山麓の日吉大社(滋賀県大津市)より生じた神道の信仰。
※坂名の説明は、ふるさと探訪部会の「ふじみの坂」冊子を参照した。