「狛蛙伝説」の説明板の内容を写す
2018/09/16 19:55:03
『伝説の地に狛蛙』
昔、この土地に住む蛙が、「人間の様に立って歩きたい」と神様に願を掛けたところ、その願いが叶い歩ける様になったが、目が後ろになり不便なので元の姿に戻れるように再び願いを掛けたが許されず、困っていたところを大日如来(不動明王)が戻してくれたと云う。
幼い子を亡くした親が神様に願を掛けたところ、亡くなった子にそっくりな子が生まれ、お礼に
「生まれかえる」と蛙を奉納したと言われている。
猶、当社では狛蛙の阿吽の呼吸から、向って右が「阿」、左が「吽」となり、殿様蛙それ故、頬の膨らみが有る。
蛙は、小さいが気勢・元気があり、前にしか跳ねない事から「前向き」であるとの信仰がある。
訪れる人々に・・・【身も心も若返る、体調が元の身に立ちかえる、家に無事かえる、(お金・福・失せ物・縁)が返る、栄える、見違える、跳ねかえる(根性)、運を持ちかえる、人を迎える、活きかえる、蘇る(衰えた物がまた盛んになる・更生)、水子の霊も此の世に生まれかえる等)】
「かえる」に肖り、此の社会が明るく楽しく繁栄していく事を願う。
蛙は神の御使いとして、また人様を導くとされている。
この里に古くより伝わる蛙の伝説を今に伝えむと蛙に縁のある水宮神社に狛蛙を建立した。
摩訶山般若院 水宮神社