阿蘇神社

住所 東大久保83

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概要

祭神は阿蘇比女之命で、永正元年(1504)の建立です。九州の阿蘇神社がルーツで関東では東京と羽村市とここにしかない貴重な神社です。「江戸名所絵図」に記載されています。中世では、古尾谷氏一門の中筑後守の産土(うぶすな)神と伝えられています。昔から東大久保の氏神様として親しまれてきた神社です。

口コミ

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    7/15 天王様

     7/15(日)16:00から天王様のお祭りがあり、露店もあるという公民館だよりを見た。最近の高温にもめげず散策にゆく。阿蘇神社の隣にある八坂神社のお祭りである。
     地元の夏の悪霊除けと健康保持(暑気払い)の願いが込められていて、特に子供たちの健康保持・成長を願っている祭の印象がありました。露店は町の人が設営したもので祭の原点ともいえる祭模様でした。このような良き風習・伝統が引き継がれていることがうれしい。
     ※八坂神社や戔嗚尊を祭神とする関連神社は通称として祇園さんとも呼ばれ、7月の祇園祭(祇園会)が良く知られています。明治元年(1868年)の神仏分離令により「八坂神社」となりました。

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    阿蘇神社の説明板の内容を読み写す。

    阿蘇神社(由来)
                     富士見市東大久保83番地鎮座
    一、祭神  阿蘇比女之命(アソヒメノミコト)
    二、信仰  五穀豊穣・家内安全・商売繁昌・学業成就・交通安全・諸厄祓い。
    三、由緒  創立年代不詳なれど旧来一村の鎮守なり、明治5年村社に列せらる。
     「阿蘇比女之命」は、神武天皇の皇子、神八井耳命(カムヤイミミノミコト)の第6子、健磐龍命(タケイワタツノミコト)が阿蘇の地を開拓し、その土地の阿蘇都媛命(アソツヒメノミコト)(阿蘇比女之命)を娶って住んだ。その後この命の子、速瓶玉命(ハヤミカタマノミコト)が祖神として祀ったのが阿蘇神の起りである。従って、開拓祖主、農耕神であった。
     「日本紀略(キリャク)・弘仁14年(823)十月の条・従四位下五等、健磐龍命に、封20戸を充て奉る・この神、災旱(エンカン)の時祈れば即ち雨を降らし国を護り民を救う」と記される。「貞観元年(859)神階累進して正二位に達した。阿蘇比女之神も同年17年、従三位に進んだ」。
     江戸末期、斉藤月岑刊行(ゲツシン 文化1年~明治11年)の「江戸名所図絵」の記載に同社の棟札文が見られる。 「氷正元甲子年(1504)奉造立阿蘇大明神本殿成就所 七月大吉祥日。別當本山修験萬蔵院。」同棟札後面 「天下太平国土安全氏子繁。比下文字讀み得べからず」。
    四、合祭神 素戔嗚尊スサノオノミコト・菅原道真公・大日孁尊オオヒルメノミコト・宇迦之御魂命カカノミタマノミコト・市杵島媛命イチキシマヒメノミコト
    五、祭典   1月1日 元旦祭
            2月23日 祈年祭(豊年祈願祭)
            4月19日 春大祭(春祈祷)
            7月14、15日 八坂神社祭(天王様)
            10月19日 秋例大祭(お日待)
            11月29日 新嘗祭(新穀感謝祭)
    六、境内社 八坂社 素戔嗚尊スサノオノミコト
            山神社 大山祇命オオヤマツミノミコト
            子安社 木花開耶姫命コノハナサクヤヒメノミコト
            疱瘡社 大己貴命オオナムチノミコト・少名彦命スクナヒコナノミコト
            稲荷社 宇迦之御魂命ウカノミタマノミコト
            琴平社 崇徳天皇スウトクテンノウ
    社務所新築記念
    平成21年1月吉日 阿蘇神社氏子会

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