一寸太助ているつもり さんの口コミ / お舟山

お舟山
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「お船山の由来」の説明板の内容を写す

「お船山(ふねやま)」の由来

 このお船山には次のような言い伝えがあります。
 一説には、その昔この辺が海辺だった時に、榛名様(はるなさま)がお供のお二方(ふたかた)をお連れになって、船に乗られて遠くからこの地に来られました。船は無事に岸辺(現在の榛名神社の南端にあたる海岸線)に到着し、めざす陸地に上がることができました。岸辺に繫(つな)いでおいた船はいつしか岸から離れ、海上を漂(ただよ)い、ここに沈みました。
 ちなみにお連れの神様は船頭(せんどう)をなされた鷺森大権現(さぎもりだいごんげん)様と大弁才天女(だいべんざいてんにょ)様のお二方です(現在、鷺森様は駒林、鷺森小学校西方に鎮座(ちんざ)されています。弁天(べんてん)様は明治始めまでここに鎮座されていましたが、今は榛名神社境内(けいだい)に祀(まつ)られています)。
 またもう一説には一行(いっこう)の船がお船山で沈み困ったが、北方の陸地からのびていた大きな藤の木の蔓(つる)を伝って神様達が陸に上がり鎮座されたという説もあります。
 南に貝塚山(かいづかやま)を拝(おが)む、地元の伝承(でんしょう)の地です。
 このように、ここは昔、神様のお船が沈んだ場所と伝えられ、この地を「お船山」と言います。
           平成22年11月吉日
                 榛名神社氏子会

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