イチョウは2億年も存続している奇跡的な植物だそうです
2019/07/15 17:27:52
イチョウは榛名神社のご神木、みずほ銀杏通り、鶴瀬小のイチョウ並木など、いろいろな場所で見かけます。イチョウの本を読んでいたら「2億年ものあいだ存続している」とのこと。改めてイチョウを観察したら、手を合わせてしまいました。
2億年というと、あの恐竜が出現・繁栄、そして絶滅の時代を生き延びたことになります。現在のイチョウは、世界中で見られ、自然繁殖ではなく基本的にヒトが植えたものだそうです。
種子は珍味となり、植物油や薬として使われ、特徴のある葉と長寿を誇るこの木は、仏教、道教、儒教において象徴的な存在となり、日本古来の神道とも結びつき、崇められる存在になったことが大きかったようです。
1億5000万年前より古い時代に起源をもつ動植物のほとんどが絶滅していることを思えば、イチョウが2億年ものあいだ基本的に変わらないまま存続したのは奇跡としかいいようがないとのことです。