ハケ上遺跡、市内では縄文時代・草創期の唯一の遺跡
2024/06/02 18:02:58
ハケ上遺跡は、縄文時代で一番古い時期(草創期)の遺跡で、富士見市では唯一の遺跡。遺跡名は一般的に地名が多いのですが、この遺跡の中央に東武東上線があり、かつてはこの線路下に湧き水(ハケ)が存在していたことが由来とのこと。
注目のひとつは、草創期の土器形式の隆起線文土器が出土(埼玉県でも数遺跡でしか発見されていない)していること。
注目のふたつめは、狩猟に用いられる石器の製作遺跡であると考えられていること。
もうひとつ、縄文時代中期前半(約5200年前)の人面装飾付土器の人面部分が出土(土器は見つからず)していること。 羽沢遺跡の「ムササビ土器」より古い時代のもの。水子貝塚資料館で展示されていました。 左枠内は、その顔面部。
ーーー水子貝塚資料館や市のHP情報よりーーー