南畑排水機場
路傍の草木<合歓の花(ねむのはな)>
ネムノ花・真っ盛り!
南畑排水機場の裏の広場(荒川の土手の下)に4本のネムノ木の花が満開である。路傍から見ることができる。
合歓の花は、万葉集や松尾芭蕉、与謝蕪村の句にもありますが、花言葉は「歓喜」。淡紅の刷毛のような美しい花を開き、夜になると葉を閉じて眠ったようになるので、この名があるそうです。
※写真は、6/9(土)午前中の撮影。
岡坂橋での口コミですが、市域の新河岸川の土手で繁茂している。
5年~10年ぐらい前に散歩でチョット見かけたような記憶があるが、今では至るところで出会う。
藤(市の花)に花も葉も似ているので、名前を知りたくて図鑑を調べた。
木ではないのでクサフジ(草藤)という名前のようだ。その仲間の弱草藤(ナヨクサフジ)で、「ヨーロッパ原産の帰化植物。飼料用や緑肥用として導入され、あまり利用されないまま野生化した、多年草(まめ科そらまめ属)」とある。
和名はナヨナヨとしたクサフジなれど、どうしてどうして草の勢いは強い。逆に在来種のクサフジの実物を見かけない。
今年の田園風景は麦(乾田)と水田が同時に見られる。昔は2毛作で一斉に切り替わったと思われるが、近年は減反政策で水田だけの風景だった。今年は減反政策が廃止となったので、このような変化となったようだ(?)。農家の苦労はいざ知らず、麦色と水田の対比が美しい田園風景は珍しい。
昨日(5/12)散策していたら「石井坂上」の道標(みちしるべ)があった。かつて、「石井坂」の道標を設置しました・・・水谷公民館だより第423号(平成29年9月号)・・・の記事を見て、この町内会の「ふるさと愛」は素晴らしいと感じたことを思い出した。
昔は、坂道を住所のかわりの目印として字名や愛着のある坂名がついていた。現在は、その坂名の道標もなく、無意識のうちに「ふるさと喪失」をしている感がある。ご存知のように都内を歩けば坂名の道標は立っている。
【石井坂・大阪】
水子に「勝軍地蔵」と「八雲社」の石碑がある。その先が「石井坂」である。
小字名の石井からそう呼ばれたものと思われる。また、この坂は昔から急坂で荷車を牽いて上るのは大変で「大阪」とも呼ばれていた。坂を下る途中、左の高台に稲荷社があり、ここは鎌倉道と交差するところでもあった。
※坂名の説明は、ふるさと探訪部会が作成した「ふじみの坂」冊子を参照した。
「石井坂」を上って右に少し歩くと「勝軍地蔵」の石碑がある・・・このような表現で場所を表現できればと秘かに思っている。
富士見市には低地から台地、小河川に挟まれて台地から台地へと、多くの坂道がある。昔はその坂道を住所のかわりの目印としていたので、字名だけでなく愛着のある個性的な坂名がついている。さらに、その坂名に伝説などあれば、より歴史を感じながら歩くことができる。
【堂山坂】
針ヶ谷小学校から浦所バイパスに通じる坂道を「堂山坂」という。昔、坂の下まで柳瀬川が流れていたとき、大蛇の胴が流れつき、胴塚を築いて葬ったので「胴坂」と呼んだが、後に「堂山」と書くようになったという。
この話は柳瀬川流域の志木、新座、針ヶ谷あたりに伝わっている伝説で、平安時代に、この一帯を支配していた藤原長勝(おさかつ)は広大な大蛇ヶ淵(おろちがふち)を水田に変えようとしたが、大蛇の怒りに触れて工事は失敗してしまった。そこで、不動明王の助けをかりて大蛇の首を刎(は)ねることができた。胴体は針ヶ谷に流れ着き、首は下流の長勝の館(現、志木第二小付近)の裏で発見されたので、祠を建て「首弁天(かしらべんてん)」と名付けて弔ったという。
※坂名の説明は、ふるさと探訪部会が作成した「ふじみの坂」冊子を参照した。
連休の始まり(4/28)に陽気に誘われ散歩。中休みに水子貝塚公園・展示室に入った。なんと「火焔型土器」が展示されていた。思わず魅入ってしまう。水子貝塚で何故?
下に説明文がありました・・・富士見市羽沢遺跡出土の「ムササビ土器」(県指定文化財)を新潟県津南町の農と縄文体験実習館「なじょもん」の春季企画展「縄文遺物と現代美術 考古学から生まれるアート」での展示のために貸出しています。それに伴い、考古資料の相互貸借として津南町出土の「火焔型土器」を展示しています。
*富士見市HPを見ると
新潟県津南町出土の火焔型土器
展示期間:4月21日(土曜日)~6月24日(日曜日)(予定)
とありました。
4/21(土)大宮から来たという元気なおじさんに木染橋付近で尋ねられた。阿蘇神社に行くのに、この新河岸川を登れば良いか?と片手に「富士見お散歩マップ(東大久保・南畑編)」もっている。中味を見せてもらうと良くできている。表紙もやさしくていい感じだ。どこで入手したの?と逆に聞くと、難波田城で貰ったそうだ。
別れた後、近くの水子貝塚公園に行って、マップをゲットする。良く見ると当アプリの「ふじみ☆ラボ」の発行だ。散策人としては大いに助かる。
※入手したマップの表紙をスキャンした。マップは8枚折りとなっていて、折った状態のサイズは約18cm(縦)*約13cm(横)の手軽な散歩サイズ。
「荒川土手から見える、東京方面のビル群にスポットを当てたパノラマです」
東京方面はパノラマ起点から南東から南側に位置します。距離としては池袋が約20km、代々木・新宿辺りが約23km、スカイツリー及び六本木辺りが約28km。200mクラスの高層ビルが沢山あります。カメラでは小さくしか撮れません。
・東京スカイツリー 634m
・池袋サンシャイン60 60階 239.7m
・東京タワー 332.6m・・・赤い鉄塔の上に上部が見える
・六本木辺り
ミッドタウン・タワー 54階 248.1m
虎の門ヒルズ 52階 247m(最高部255.5m)
・代々木・新宿辺り
東京都庁第一本庁舎 48階 242.9m・・・高層ビルで重なって特定が難しい
NTTドコモ代々木ビル 27階 239.9m・・・特徴があるので特定できる
等は、なんとか認識できます。
※写真は3/22の撮影、すでに春霞です。
※これで荒川土手パノラマが一周しました。