蛇木河岸跡
カワウが日向ぼっこをしていた
秋晴れに誘われて、新河岸川を散歩していたら、カワウに出会った。いつもは川中の石の上で佇んでいるが、今日は新河岸川の水道橋(蛇木河岸跡近く)真ん中あたりで気持ちよさそうに2羽並んでいた。
更に、下流に向って歩いていくと入間基地航空祭のブルーパルスの曲技飛行が見えた。ラッキー! そうだ今日は11月3日だ。 第一新河岸川橋~鶉橋の間で、しばし、航空ショーを眺める。
先週の台風21号・今週の台風22号で、ほとんど毎日雨。10/26(木)晴れたので、運動不足解消を兼ねて「尻ったれ坂」を歩いた。昔は住所のかわりの目印として個性的な坂名がつけられていて、富士見の歴史を感じながら歩くことが出来る。
【尻ったれ坂・宮坂】
氷川神社付近の坂は「宮坂」と呼ばれることが多い。
この坂は南畑方面から鶴瀬駅へ、そして三芳、所沢方面に通じる唯一の道幅の広い県道(現三芳~富士見線)であった。かつては所沢と大宮間の乗合バスが、1日3本通った貴重な交通路であった。
近くには水車屋の「御庵」の横田家があり、南畑の人たちが精米にするために通った道でもあった。
この坂を「尻ったれ坂」と呼ぶのは、南畑方面から荷物や俵を積んだ牛車・手車で登るのは容易ではなく、尻がたれさがるようで、後押しが必要であったからだという。
※坂名の説明は、ふるさと探訪部会の「ふじみの坂」冊子を参照した。
10/26(木)から、雨が降り続いている。台風本体ではなく、その前の秋雨前線によるものだ。天気予報では『台風はあす未明に東海上陸の恐れ』としている。
チョット心配になって砂川堀・新河岸川の合流点の水位を午後4時頃に見に行った。
水位は、新河岸川と砂川堀がほぼ同じになっていて、砂川堀の放水穴が見えなくなって(水没して)いる。砂川堀の水位があと1mチョット上昇すれば、蛇島調節池に流れ出すような気がする。新河岸川もかなり水位があがっている。
写真上は午後4時ごろの砂川堀から見た合流点、写真下は通常時の水位(2つの穴がしっかり見える)。
台風本体はこれからで、今後の雨量が、どのように水位に影響するか全くわからないので不安になった。心配になって荒川にもいったが、まだ(?)ゴルフ場の河川敷は水没していなかった。
コンサートは「篠のひびき」のタイトルで、演奏者は「大野利可」さん。
オリジナル曲、宵待草、浜千鳥、荒城の月など・・・しっとりと聞かせて頂いた。よくぞ篠笛の第一人者の一人である奏者を呼んでくれました。
能楽堂よりも水子貝塚の展示館のほうが、「篠笛」はよく似合う(?)と思ってしまいました。
お陰様で心の故郷に帰ることができました。
そうです、篠竹は縄文時代にもあって、土器の模様を付けるときにも使いました(水子貝塚資料館の館長のお話)。